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執筆者の写真Katsura Ito

クラニオセイクラルバイオダイナミクス




タイでクラニオセイクラルバイオダイナミクスのワークショップに参加してきました。

イギリスで30年の指導キャリアを持つローズマリーのトークに、言葉の壁が大きく立ちはだかりながらも引き込まれっぱなしの授業でした。彼女はタオイズムや死生観のワークショップなども行う、禅問答者みたいな人、彼女の解釈のクラニオセイクラルバイオダイナミクスはまた、大変興味深いものでした。

5人のお子さんを育て上げ、現在は死と向き合っている方と新生児を中心にセッションをしながら、世界中を飛び回って指導しているスーパーウーマンです。

会場のチェンマイのホテルのゲストハウスには、清々しい空気と鳥の声の中で生徒等20名程、世界中から集まりました。


私は元気だったので、残念ながらローズマリーのセッションのモデルにはなれなかったのですが(必要な人にちゃんと当たるから不思議)私が疑問に感じていた部分は、彼女のデモを見ていて解消しました。クラニオセイクラルバイオダイナミクスの基本は、頭蓋仙骨液の流れを観察するとか、鏡になるとか、そのように表現されますが、彼女は完全に相手のリズムの中を泳いでいるように見えました。なら今のやり方でいいみたい。自分の状態が無になっていられるかどうかに尽きるのでしょう、そこがかなり問題ですが・・・瞑想しかない(汗)。

午前は講義で午後は実技の毎日、頭が英語漬けで、しかも英語圏の人まで???マークいっぱいな様子。身体を触る頃にはちょうど良くヨレヨレになっていて、倒れこむように交換セッション開始。これがまた本当に良い勉強になります。施術者のエネルギーがどうしたって出ちゃいますから・・・まだまだです。


今回は流れの圧力で起こる筋膜の変化や、頭蓋骨の細かい動きの方向を中心に観察しましたが、どこまでも深いレベルに届く可能性を持った技術なんだなーと、あらためて実感しました。

ローズマリーのタイの授業は今回が最後で、次はイギリス、ドイツ、ギリシャの予定だそうです、遠いなー。次の授業はどのように展開していくのでしょう?次に受けられる日が来る事をイメージングして引き寄せます!



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