テレビを持たなくなって10数年、結局You tubeばっかり観ていて、アルゴリズムに任せっぱなしでただ情報偏ってくだけじゃない?と思いながらも、かなりの高確率で自分からは探さない情報に会わせてくれるのでやっぱり面白い。そしてお掃除しながら聞こう、と、昨日You tubeを開けたところ『免疫とワクチンの問題とは?東大免疫学の新田准教授です!やなチャンネル』と出てきまして、やなチャンネル主宰のやなちゃんって誰?と調べてみたら、維新の会の参議院議員、やながせ裕文さんかぁ。しかし参政党以外でこの問題に焦点を絞って取り上げているのをまだ観たことがなかったので、とりあえず再生。
1時間45分の長い動画のちょうど半分、53分までガチな免疫細胞学の授業が始まりました。真面目なのでこっちもお掃除中断して真面目。これ一応私はちょっとは習った領域だけど、何回か戻ってリプレイ、これを軽く超えられる人はたくさんいるのだろうか? 要は免疫と言うものはたくさんの細胞たちの共同作業であって複数の異なるしくみが複雑に働いてできているという話。(要にもなってない・・・)
54分目からやっと知りたかったワクチンの問題に入ります。私の頭には前半に負けず劣らず難解感は否めないのですが、大変な(不都合な?)研究論文のデータが続出、mRNAワクチンと言うのは、たんぱく質を作るための情報を伝える命令書であるmRNA(メッセンジャーRNA)を、LNP(脂質ナノ粒子)で丸く封じ込めて、体内に取り入れさせるのですが、2021年のマウスを使った実験では、このmRNAが入っていてもいなくて空っぽでも、結果に差が無く抗体が作られてしまうという結果に。結局LNPが体内に入れば抗体が作られてしまうと言う事になってしまいました。
次にこれは大丈夫なのか?というところで、mRNAワクチンによるリンパ球減少データ、これも2020年のNature記載の論文で、30μg接種の2日後の免疫細胞数の平均レベルが、免疫不全ギリギリ、いわゆる常在のカビやヘルペスウイルスを自力で殺せないレベル近くまで落ち込んでいるところ。8日目には戻っているので問題はないという事になっているようです。
やながせさんが、新田さんに「こんな話をしていただいて、大丈夫ですか?」って、これは職業的地位だか命だかを心配した質問だったように思うのですが、新田さんは「え、何がですか?間違ったことあったら批判を頂いたら対応するということですし」と。
こんな真っ当な先生が日本の大学、東大にいらっしゃるんだ!という驚きと共に、これからも本当のことを是非伝えていただきたいと思う、2023年初動画でした。
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